会長ごあいさつ



令和4年度 定期総会ご挨拶


皆様、日ごろより葛飾区商店街連合会及び葛飾区商店街振興組合連合会の活動にご支援とご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。
葛飾区商店街連合会第71回定期総会並びに葛飾区商店街振興組合連合会第19回通常総会におきまして、会員の皆様方のご協力により、全議案を満場一致で、ご承認、ご決定をいただきました。このことをまずもってご報告申し上げます。


さて、世界に目を向けるとロシアによるウクライナ侵攻やこれに伴う原材料の高騰や円安が、日本経済はもとより、全世界に大きな影を落としております。また、新型コロナウイルスの第6波の減少の先行きが不透明で、今後の先行きが予断を許しません。

この一方、明るい話題として申し上げたいことは、第一に、昨年に引き続き葛飾区の拡大事業として、8回目のかつしかプレミアム付商品券発行事業が、新年度予算として葛飾区議会で議決されたことです。
昨年に引き続き、紙のかつしかプレミアム付商品券が前年同様の、120,000セット並びにデジタルのかつしかPayが2万セットといずれも20%のプレミアムがついて、発行されることになりました。
城東ブロックのなかでは、葛飾のプレミアム券発行の販売額は、99.5%を超え、また、3回のイベントを開催し、盛況に賑わっているのは、いずれも前年を上回る実績を上げており、どの区商連にも十分に伍しております。
これも、ひとえに、葛飾区が、8年間連続して発行して頂いている「かつしかプレミアム付商品券」の賜物です。青木区長や区議会のご勇断に感謝申し上げます。
お陰をもちまして、現在、消費者の皆様から沢山の応募ハガキをいただいており、本年度も抽選会を実施致します。とにかく続けてほしい」という要望が多数寄せられ、順調そのものです。とりわけ、各金融機関の皆様からは、誠に有難いご支援を頂いており、深く感謝申し上げます。今後、公開抽選会を経て、7月1日からの引換販売をスムーズに行なうべく、着実に、準備を進めております。

第二に、区商連で実施しているイベントです。最近では、今年の2月開催のかつしかグルメ選手権Jaパンカップ2022の売り上げが前年の3倍に増えました。参加したパン屋さんは、意気軒昂で、張り切って新作パンの製造に励み、区民の皆様も参加店を楽しみに回遊いただき、ますます良い方向に向かっております。
私たち商店街は、このプレミアム付商品券を商店街により多くお使いいただくべく、区商連・区振連のチャレンジ戦略支援事業をはじめ、亀有、金町、立石、堀切・お花茶屋地区などでは、プレミアム付商品券との相乗効果を目指した様々なイベントに工夫を凝らし、今年度は、さらに前年度を上回るようイベントのブラッシュアップをして参ります。

さて、第三に、日本はもとより、全世界が大きな転換期を迎えております。高齢化が加速し、人口減少社会に直面致します。このため、行政は、働き方の変化や新しい成長の姿を考えてより効率的な社会を目指していかねばなりません。
そこで、DX(デジタルトランスフォーメーション=デジタルでビジネスや社会,ライフスタイルを変えること)や、キャッシュレス化にチャレンジしていかなければなりません。葛飾区も国連で制定されたSDG(エスディジー)s(ス)(持続可能な開発目標)を行政の指標として掲げております。

私どもも、葛飾区の強いご支援のもと「地域に生きる商店街」として、働き甲斐と適切な成長をもった「区民の皆様の暮らしを支える商店街」を目指して参ります。さらに、消費者の皆様に、安心安全できる場所となるよう、区を初め、各団体、警察署、消防署さんとも連携し協働してまいります。
今後とも、青木区長さんをはじめ、皆様方の更なるご支援、ご協力をお願い申し上げます。
結びに、区商連、区振連の発展はもとより、皆様方のご健勝とご繁栄を心よりご祈念申し上げまして私の挨拶と致します。




染谷 光雄


葛飾区商店街連合会会長
葛飾区商店街振興組合連合会理事長